「医療連携担当者による意見交換会」を開催しました

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東京総合医療ネットワーク運営協議会では、2019年5月29日(水)、医療連携担当者による意見交換会を開催いたしました。

本会は東京総合医療ネットワークの理念である「カルテをつなぐ、人をつなぐ」をより一層実現するため、会員病院の医療連携担当者の皆様にお集まりいただくもので、当日は東京総合医療ネットワークに既に参加している会員病院・ネットワークへの参加を検討している医療機関の担当者を中心に、約50名(関係者含む)にご出席いただきました。
当日は以下のテーマを中心に、医療連携に関する様々なお悩みや疑問などについて、活発な議論を行いました。

  1. 地域医療連携の現状と課題・問題点
  2. 医療連携をよりよくするためには
  3. 東京総合医療ネットワークの改善点、期待すること

これに対し、参加された方からは次のような意見が寄せられました。

(1)地域医療連携の現状と課題・問題点について

連携先の確保

  • 医師会経由で連携先を募るだけでなく、医師個人でお願いしていることも多い
  • 開業医がネットワークへの加入に積極的でない

環境設定の問題

  • 連携先へ出向いてVPNなどの設定を行ったりしているが簡単なことではない
  • Windows 7が終了するため、再インストールなどの必要性が増している

運用上の課題

  • ネットワークでなく、紙資料やCDでの配布でよいという連携先が多い

連携項目

  • 東京総合医療ネットワークの異ベンダー間で参照できる項目数が少ない
  • 画像データはどうしても閲覧したい

(2)医療連携をより良くするためには

医療連携の仕組み作り

  • 今後の国や日本医師会の目指す方向性を知りたい

患者への説明

  • 患者さんへの説明方法を示してほしい

職員への教育・院内の共通認識

  • 医師や職員の異動の際に認識がズレてしまうことがある
  • 自動で名寄せができなかった時にどうすればよいかを明示してほしい

広報活動

  • 医療連携が利用できるとどんなメリットがあるかをもっと情報発信すべき
  • 連携強化のために人員をもっと確保したい

(3)今後の改善点・期待すること

患者同意はどうあるべきか

  • 患者の同意書を東京総合医療ネットワークで一本化してほしい
  • 同意を得た患者が転院した時には再度同意が必要なのかを示してほしい

連携項目の拡大

  • 他ベンダー間の連携項目を増やしてほしい、特に画像やサマリー

機能強化

  • マイナンバーでの名寄せができないか検討してほしい
  • 転院の場合など電話一本で名寄せが出来るようになってほしい

運営協議会の広報活動

  • 電子カルテ相互閲覧が出来ることのメリットをもっとアピールしてほしい

これらのご意見・ご要望に対し、運営委員長・担当理事から以下の回答をいたしました。

患者同意はどうあるべきかについて

  • 直接の患者同意は最初の診療情報提供書が書かれた時に取るだけでよい
  • 以後のネットワーク内病院への転院などは「黙示の同意」が得られているものと考える

連携項目の拡大について

  • 国や日本医師会へ標準規格を拡大するよう要望を上げている
  • 日本医師会代議員会での回答では「前向きに検討している」とのことだった

機能強化

  • マイナンバーそのものとの接続は出来ないが、医療等IDは名寄せの項目に加える
  • 第3・第4のベンダーとの接続もあり、今後鋭意機能強化に努める

運営協議会の広報活動

  • 各種媒体への情報提供や一般向け講演会なども考慮し、企画してゆく

今回皆様からいただいた貴重なご意見を元に、今後ネットワークの充実に向けさらに取り組みを強化してゆきます。
なお、医療連携担当者による意見交換会は定期的に開催することとしており、次回は本年度秋を予定しています。

昨年度本格運用を開始した東京総合医療ネットワークでは、今年度より一層運用の拡充をしていくのはもちろんのこと、新たな地域医療連携システムとの接続や診療所の参加についても検討し、準備を進めてまいります。

東京総合医療ネットワークに関するお問合せ

東京総合医療ネットワーク運営協議会事務局
TEL:03-5217-0896
MAIL: tousoui@xvf.biglobe.ne.jp

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